皆さんはしばらく食べてなくても、記憶の片隅に残っている「味」ってありますか?名古屋市南区出身 (現北区在住) の高橋裕昭さん (38歳) にとって、地元の笠寺商店街にあるうどん屋「ゆたかや」の焼きうどん、通称「ゆたかうどん」はまさにそんな存在だ。今回は、そのハイパーローカルな焼きうどんを約10年ぶりに食べた高橋さんと一緒に「ゆたかうどん」の魅力についてRethinkしていきます!
*この記事の内容はあくまで個人の感想です。
– 高橋さん今日はよろしくお願いします!久々の「ゆたかやうどん」ですね。
お店の見た目も中も全然変わらないですね!地元を離れてしまって、なかなか行く機会がなかったので今日は興奮しています!
–「ゆたかやうどん」との出会いとは?
「ゆたかや」に来たのは、地元の中学の同級生に誘われて来たのが初めてでした。
– その中でもこのお店の焼きうどん「ゆたかうどん」に思いれがあるとの事で。
そうですね。「引きずるほどではないけど、ずっと記憶の片隅に残る昔の恋人」みたいな存在とでも言いますかw。この前友人宅で焼うどん食べた時に急に思い出して食べたくなってしまったんです。
– ここの名物なんですか?
いえ、それは分かりませんw。ここに来たらこれしか食べないので。勝手に笠寺名物に認定していますw。正直、別にこれと言って何かスペシャルなものはないんですよ。ただいい意味で期待を裏切る超シンプルなビジュアルです。一般的な焼うどんとは全然違って、具材は野菜だけで味付けも塩のみなんです。
熱々の鉄板にこびれついたうどんと野菜!
そこにガーリックパウダーでキメるのが俺のスタイル。
– 高橋さんこだわりの食べ方とかあるんでしょうか?
とにかくガーリックパウダーがポイントですね。パウダーは注文時に必ずお母さんが勧めてきます。僕はこれを大量にふって、どんどん付け足していきます。野菜とうどんが熱々の鉄板にこびれついて、そこにガーリックパウダーが染み込む感じがやばいです。シンプルな焼うどんが一気にジャンク感を増して箸が止まらなくなります。あと、わかめスープが付いてくるんですが、この出汁が効いたスープを口にふくみながら、うどんをかき込むのが僕の王道スタイルです!10年ぶりに食べましたが、体が食べ方を覚えていますねw。
– どうですか久々に食べた「ゆたかうどん」は?
最高でした!個人的には、使い込んだ鉄板とわかめスープのグラスの器が変わってないことに感動しましたw。あと、お店の雰囲気もレイアウトもそのままでとてもノスタルジックでした。
– 最後に「ゆたかやうどん」に一言お願いします!
「ゆたかや」が「ゆたかや」である為に、時代が変わっても「ゆたかや」という「存在」をあるがままに愛したいですね!そしてこれからも、この「笠寺商店街の風景」を見つめていって欲しいです!
– あれ?尾崎豊パクってませんかw?
はいw。ちょっと引用させてもらいました。
STORE INFORMATION
中学1年生まで緑区で、その後は南区、北区と名古屋を南北縦断中。尾崎豊が大好きで、今は居酒屋の店長をやりながら、生まれ育った地域や飲み仲間達のハイパーローカルな生活をRethink中!