名古屋市西区にあるスポーツ用品専門店「名西スポーツ」さんは、野球に特化した専門店でもあり、地元の野球少年少女をずっと支えてきた地域に根ざしたスポーツ用品店さんだ。今回のRethink Nagoyaでは、そんな「名西スポーツ」さんに約20年通い続ける元球児の田島大也さんと、後世に残したいこの愛すべきスポーツ用品店さんの魅力と存在について思い出たっぷりにRethinkしていきたい!
*全ての記事の内容はあくまで個人の感想と思い出です。
– こんにちは!今日は大也さんの野球人生を支えた「名西スポーツ」さんについて語っていただきます。よろしくお願いします!
宜しくお願いします。中学生から社会人野球までずっとお世話になっている僕の野球人生において欠かせない存在ですね。
– 何がきっかけで「名西スポーツ」さんに通い始めたんですか?大也さんは当時千種区にお住まいですよね?
中学の野球部の顧問が、山田東中にいた時代から「名西スポーツ」さんにお世話になっていて、その繋がりで僕らの振甫中にも野球用品を持ってきてくれたんです。それがきっかけで通い始めました。
– なるほど!でも凄いですね、わざわざ千種区から通うのは。
「名西スポーツ」さんは、長年野球に特化した専門店なので品揃えも豊富で、細かく一人一人の野球と向き合ってくれるんです!特に先代の大将には本当にお世話になり物凄くサポートしてもらいました。数年前に亡くなられてしまったんですが、その後も奥さんと息子さんにお世話になっています。
– なるほど。思い入れが違いますよね。
自分の成長の過程も一緒に見ながら歩んでくれるので、信頼関係もどんどん深まり、手触り感や感覚的な話ができるんです!
– それはでかいですね!
なので「湯もみ」とかも昔からお願いしています。僕の好きな感覚を熟知してるので。
– えっ?「湯もみ」とは?
そうなりますよねw。グローブをお湯で揉んで形をつけてもらい、好きな柔らかさにしてもらう事です。そうする事ですぐ使えるようになるんです!
– 初めて聞いた言葉ですねw。繊細な部分を任せれるのは、まさに信頼の証ですね!
– お店に来たらまず何をするんですか?
大将がいた時は、真向かいの喫茶店で野球談義に花を咲かせます。色々と僕らの界隈の野球業界について語り合いましたね。
– 熱いですね!
お互いの野球観や人生についても話します。それだけ深い繋がりがあるんです。それから店にもどって、僕は真っ先にグローブをはめていきますね。最近はおしゃれな色も多いので気になったのがあればどんどんはめて感触を確かめていきます。「名西スポーツ」さんは種類が豊富なのでめちゃくちゃ楽しいですねw。
– 音楽好きがレコード屋に入り浸るのと同じロジックですねw。
そうですねw。で、その後にバットコーナーにいきます。気に入ったバットを選別したら、お店の裏口から駐車場まで抜けて、そこで素振りをして感触を確かめます。
– 凄いw。
本当にありがたいですよね!色々ワガママを聞いてもらっています。あと、グローブのカスタマイズも「名西スポーツ」さんでしています。
– 自分の手にあったオリジナルのグローブを作るんですよね?
そうです。ここまで感覚的な部分を共有できているパートナーは他にはいませんからね。自分は手が小さかったのでその弱点を補うために「ひっかけ」を作ってもらいました。それで捕球の時に力を入れなくても済むんです。ちなみにこれは裏メニューですw。
– 田島大也モデルですねw。
長男と奥さんの名前も刺繍を入れてもらっています!
– 家族も「名西スポーツ」さんには来たことあるんですか?
もちろんです!奥さんは結婚前にデートでも連れてきていますからね。ここに連れてくるのは結婚を意識した女性だけですよw。それくらい特別な場所です。
– 家族に会わせるのと同じですよね。変に緊張しますね。
結婚式には祝電もいただきましたし、子供が産まれた時ももちろん報告に来ています!
– 子供が野球をするのであればまたここから新しい「名西スポーツ」とのストーリーが始まりますね!
やっぱり野球はやって欲しいですよね!そしたらもちろん親子2代で「名西スポーツ」でお世話になります。あと、野球少年達にはぜひ一度「名西スポーツ」さんのような同じ目線で野球を見てくれるパートナーを見つけて欲しいですね!
STORE INFORMATION
千種区出身で元甲子園ボーイの「ダイヤ」。高校から名古屋を離れて豊橋・静岡にも長く住んでいた時期があるからこそ見えてくる自分の街をRethink中だ!