青春時代を白黒写真でrethinkするシリーズ「名古屋青春BW-rethink」。今回は、名古屋市千種区出身の仲良し姉妹、堀実和さんと林佳奈さんに彼女達が3年間通った朝のハイパーローカルショートカット通学路を回想してもらいながら、思い出の「この路地裏」と「あの坂道」を彼女達とRethinkする!
– こんにちは!覚王山の某女子校に通っていたお二人が3年間通った超ローカルな通学路をご紹介していただけるとのことで、今日はよろしくお願いします!
実和: そうですねw。私たちの実家から通っていた高校に行くには、池下駅を経由していくのが一般的なんですけど、そうすると信号や曲がったりと面倒くさいんです。でも、高見の交差点近くの「この路地裏」をすり抜けることで家から覚王山にある学校までをほぼ直線で行けることができるんです。
佳奈: 「この路地裏」はGoogle Mapにものっていないくらい、超地元民じゃないと知らないショートカットですねw。私の友達が中学から「この路地裏」を抜け道として使っていたので教えてもらいました。ここを使うことで5−7分は朝の通学時間を短縮できたと思います。
– まるでパナマ運河のような存在ですねw。ここをすり抜けれる事で道のりも単純化されて朝の暮らしも楽になりますね。
実和: そうですねw。理論上はそうなります。でも私たちはそのような表現は当時はしていませんのでw。
– すいませんw。良いフレーズだなと思ったので。
佳奈: あと、雨の日でもちょうど傘をさしながら通り抜けれる絶妙なサイズなんです。ただバランス感覚が大事なので油断するとぶつかりますので注意して下さい。
– そしてこの路地裏を抜けると今度は「あの坂道」が立ちはだかるわけですね?
実和: 3年間挑み続けましたが、一度も最後まで登り切ることはできませんでした。
佳奈: 3分の2くらいまでは行けたんですが… 丁度左手の1本目の電信柱辺りまでですかね。
– ここを3年間駆け上がって行ったわけですね。
実和: 雨の日も雪の日も365日この坂と戦うんですが、天候が悪い日は最初から歩くしかないので厄介でした。
佳奈: 今だったら間違いなく電動自転車を買っていましたねw。
– そうやって3年間何度も何度も跳ね返され続けた青春の通学路ですね。
実和: 最後まで登り切ったら頂上からナゴヤドームが見えるんです。この眺めはこの坂を登り切った者だけが見れる景色ですね。
佳奈: 車で行っても振り返る事はないですからね。自分の足で稼いだ景色だと思います。
– 登り切ったらあとは坂を降って学校に着くわけですね!
実和: 実はこの後もう一つ坂を登ります。そして広小路通の信号をタイミングよく青でくぐり抜ければロスなく到着できますw!
– まだ最後の砦が残っていたんですねw!今日はありがとうございました!
実和 & 佳奈: 皆さんも一度この坂道を自転車でトライしてみて下さい!
名古屋千種区出身で3人に男の子を育てながら働くママ。名古屋をだいぶ離れていたからこそ感じるハイパーローカルな地元をRethink中!